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[[知能情報工学分野]]
* 緒言 [#iaa4f176]
研究室における研究生活は、学部３年生までの全てが整えられた、講義主体のいわゆる受動的な生活とは異なり、自ら新しい方法、アイデアの提案や検証を行うことで研究を進めていく能動的な生活になります。社会においても、ただ何かを与えられるのを待っているのではなく、自ら世の中に目を向け、今何が求められているのか、何があれば便利になるのかを考え、&color(red){''目的に対して積極的に行動を起こせる人''};が求められています。
新しく４年生になった、もしくは大学院に進学して研究室に配属されたみなさん、そして既に研究室にいるメンバーの人たちも、与えられたテーマを形式的にこなして、卒論、修論、D論という形だけを残して卒業するのではなく、研究生活の中で&color(red){''さまざまな物事に対する考え方、対処法、礼儀やマナー、人間関係のあり方''};についても多くのことを学んでいってほしいと思います。中でも、次の３点を意識するようにしてください。
**１．他人の意図と感情を理解する [#da854d23]
メールを書くときには、その読み手の感情や感覚を意識するように、対人関係においては、常に相手が何を考えているのか、その真意を捉えることが大事です。相手の立場に立って考えてみましょう。
**２．すべてのことの意味を考える [#tb5993ea]
世の中に存在する物には必ず意味があります。そしてその答えも自分で考えられることが大事です。常に「なぜ」を意識してみましょう。
**３．物事を大局的に捉えて行動する [#v0ecca1e]
目先のことだけにとらわれず、常に物事の全体像を意識した意思決定が大事です。そのためには幅広い知識と、その中から関係のある大事なことを選び出す力、それらを組み合わせる論理的思考力が必要です。自分が何のためにそれをするのか、その位置づけを考えてみましょう。
研究室における、おそらくは最後になる学生生活を、悔いのないように、自らを磨く良い機会として、存分に楽しんで下さい。
*１．研究室の日常生活について [#n034da23]
- 基本的に&color(red){''毎日''};研究室に来る(朝～夕方)。就職活動等で来られない場合は、少なくとも教員には期間と目的、場所をメールで知らせる。
- 研究室内の連絡は、電子メールおよび口頭により行なう。特に電子メールは1日数回チェックする。自宅でも学校のメールが読めるように設定し、&color(red){''連絡を見逃さない''};ようにすること。
- 他のメンバーへの連絡には、メーリングリストを適宜利用するとよい。
*２．研究室の使用について [#r0325d23]
**2.1 使用方法 [#o17715f0]
- 全室禁煙。飲食は居室のみ可
- 各部屋ごとに電気錠で出入りする。
- 昼間でも、鍵をかけないまま誰もいない状態を作らない。
カードキーは携帯して閉め出されないように気をつける。
（人がいる部屋には電気をつけ、施錠する際には電気も切る）
- 最後の人が帰る時には、窓とドアの鍵を締め、蛍光灯、電気ポット、エアコン のスイッチを切る。研究室の他の部屋も施錠し、蛍光灯のスイッチを切る。
**2.2 使用上のマナー [#seb26da6]
- 周囲に気を配り、&color(red){''10:00-17:00および周りに研究している人がいるときは、マンガ、ゲーム、動画視聴は禁止''};。また、必要以上に騒がない。
（音楽を聴くときはヘッドホンを使うこと）
- 週に１度は清掃を行い、各自の机、共通のスペース共に整理整頓をして見苦しくないようにする。
*３．研究室備品について [#x57a4e8c]
**3.1 備品全般に関する諸注意 [#c0756659]
- 使用した後は、すぐに元の場所に戻す。
- 破損、紛失の場合は教員に報告する。
- 必要なものがある場合は、教員に相談する。
ただし、納品までかなり時間がかかる場合があるので早めに言う。
**3.2 パソコン [#xae332a3]
- 各自1台ずつパソコンを貸し出すので、大切に使用する。
故障が起きた場合は、すぐに教員に連絡する。
- パソコンにはMS-Office(Word, Excel, Powerpoint)をインストール（包括ライセンス）．
- パソコンにはMS-Office(Word, Excel, Powerpoint)、Adobe社ソフトウェア(Acrobat DC、Illustrator、Photoshop)をインストール（包括ライセンス）。
- ウイルスソフトもMS包括ライセンス．
- ウイルスソフトもMS包括ライセンス。
- 違法行為を行なわない。Winny等ファイル交換ソフトを使わない。
**3.3 プリンタ [#q3dd8597]
- &color(red){''両面印刷および裏紙印刷は禁止''};。無駄な印刷をしない。
- &color(red){''両面印刷および裏紙印刷は禁止''};。私用目的などの無駄な印刷をしない。
- &color(red){''失敗した印刷用紙を、その場に放置しない''};。
**3.4 研究資料 [#u349c249]
- 学会の発行物はC7-306に、書籍はC7-307にある。原則として資料が置いてある部屋で読み、読み終わったら元の位置にもどす。
- 随時、関連研究を[[データベース:https://www.lib.usp.ac.jp/drupal/]]や図書館の蔵書などで調査すること。
- 図書館経由で学術論文の文献複写が必要な場合は、教員に相談すること。
**3.5 コピー [#l3a0f7a3]
- 研究活動、研究室活動に関する資料をコピーしたい場合は、すいませんが生協のコピー機まで行ってください．
- 研究活動、研究室活動に関する資料をコピーしたい場合は、教員に相談するか、生協のコピー機まで行ってください。
*４．年間行事予定 [#w49cec3e]
*５．行事とスケジューリングの注意点 [#q939aee1]
&color(red){''平日の10:00から17:00は、授業がなくても、大学で研究および研究室活動を行う時間帯''};となります。チームミーティングその他、大学や研究室の行事が入る可能性がありますので、特に必要な場合を除いて、&color(red){''この時間帯にアルバイトなどの予定を入れない''};で下さい。予定を入れる場合は、担当の先生と相談の上、行事予定の日を外し、かつ研究活動に支障のない範囲に限るようにして下さい。
プレゼンテーションを伴う行事では、聴講者は、他人の発表のポイント（意図）を捉え、積極的な質疑応答によりコミュニケーション能力を高めることを目的として、聴講にも必ず参加してください。
特に中間発表、最終発表は、各自が卒業に向けての研究の計画や進捗を報告する場です。自分が発表するのはもちろんのこと、他人の発表の聴講も、研究を遂行する上でのヒントを得たり、お互いの研究の完成度を確認して研究の動機づけを得るなどの意味があります。&color(red){''卒業研究、特別演習の単位認定とも関係します''};ので、十分に準備して発表し、聴講にも必ず参加してください。
![[滋賀県立大学]](image/usp_logo.gif "[滋賀県立大]"){kind=logo}
工学部 電子システム工学科
